2011/08/08-12朝日連峰縦走

一つ目の吊り橋を越え、二つ目の吊り橋手前でやっと水場が出て来た・・・水不足ではないが、くそ暑いので冷た～いが飲みたい。

七ッ滝沢橋まではブナ林の平坦な道なのでだるい・・・そこから登りが始まりやがて七曲がりとなる・・・ショートカット禁止との看板

だが、このように↑↑ナンバーが振った印があるではないか・・・自然保護の意味からショートカットを禁止しているらしいが意味不明

やがて平坦な道となるが、小屋はどこ？もう5分は歩いているよ↑↑白くガスが掛かっているのかと思ったら、なんと大鳥池が光っていた


釣り客一組みが長閑に音楽を聴き、キャンプを楽しんでいる　　以東岳往復が１人、5人の縦走者が一組そして単独縦走の私。とっても静かだ

ますスーパのレジ袋に水を入れ、足のアイシィング・・・前回の山から帰った後、アクアエクササイズで跳びはね、足首を痛め大変な事になったけど、絶対山へ入ると気迫で治し、テーピングを施しての入山です。　今夜はカルボナーラ・ゆっくりとお湯でふかし、醤油とマヨネーズで味を足す。ゆったりと調理？したからか、水が良かったのか今までで一番美味しく出来たカルボナーラです・・・ここのビールは350mlが500円と安泰ですね

小屋の管理人曰く「今日以東岳が見える時に写真を撮らないと、明日の朝は見えないかも」と言っていた・一応月はでているが明日天気になぁれ

10日●大鳥小屋-以東岳 -寒江山-竜門小屋


朝食はランチパック1袋（2個入）とコーヒーで、テルモスにお湯を入れ、出発・・・今回は単独なので、途中でお湯をアルファーマイに入れ、いつものスタイルとは変えてみた（いつもは、ふりかけをかけてもアルファーマイが食べにくく半分しか食べられない）　大鳥池の途中、直登との分岐

ネットでも書いていたが、オツボ峰の登りは半端じゃない・・・段差もきつく、45分間苦しくて大変・・・ニッコウキスゲが癒してくれる。小屋からオツボ峰まで地図では3時間・実際は1時間40分・オツボ峰から地図で以東岳まで40分・実際は1時間46分掛かり、ここの地図の時間配分はバツだ

対側の山で、左から喜助峰・堀切峰・大陰峰・大影境などが、連なっているが・・どれがどの山かは判明出来ない


ウラジロヨウラク（大好きな花に会えた）	ヤマユリ	飯豊には近いがミヤマリンドウ（飯豊リンドウX）

あまり良い景色では無いけど・・・ここでパノラマを撮っておかないとチャンスが無いかも（結果的には最後だったな）

ここから以東岳まで本当に４０分で行けるの（後で他の人とも話したが、ここの地図の時間はめちゃくちゃ・・・昭文社に抗議しても訂正ならず）

ここにも少し下がると水場があるが何分かかるか書いてないので行きにくい　　　　ここはマツムシソウの宝庫か、とっても多い

オツボ峰分岐

イワイチョウ

ギボウシ

朝陽でキラキラ輝く草が写真に出ない

ウメバチソウ

タケブキ

下を望むと鳥が羽根を広げたような「大鳥池」が・・・幻のタキタロウを見てみたいものだ。　　　遠くには月山が望める。

左手には二ッ石山から天狗角力取山・その奥にユーフン山・清太岩山。真正面にはたぶん西朝日岳（反対側から来た人曰く大朝日はガスの中）

まだまだ以東岳まで掛かりそうなのでドリップコーヒーでも入れ、二個目のランチパックでも食べましょう（単独で気楽なのか食欲旺盛です）

ハクサンイチゲ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ここを越えると以東岳か？

やっと以東岳（1771m）に着いた　近くには遭難碑がある　　オツボ峰から1時間46分・地図では40分　　　クルマユリ↑↑

さっきの休憩で作ったエビピラフを完食!!　　大鳥池で一緒だった5人組が到着・・・ここからは左に曲がって以東小屋には行かないが、なん

とこの人たちは私が行った後、小屋に降りてしまったらしい。私は大鳥の管理人から、オツボネ峰は小屋行かないから水の量は考えてと助言

されたから気をつけていた・地図では中々分かりにくく、小屋から分岐しているように見える（たくさんの人が間違えるらしい。HPも書いてた

以東岳からはガスの中、時折サァーと風は吹き、ガスの中からこれから行く狐穴や遠く寒江山が見える・・・お花畑が続き良い雰囲気だ

遠くから見えていた狐穴小屋（きつねあな）

ヨツバシオガマが咲く草原を登り、左行くと狐穴小屋

水場には缶ジュースとキューリとビールが・・・思わずジュースに手が出て、お腹が少し空いていたが、これで満足したつもり

小屋から10分ほどで三方境（天狗小屋分岐）

ハハコグサ

ダイモンジソウ

寒江山まで行く途中、お腹が空
きバナナ2本分でお腹ごまかし

まだまだ遠そうなので
コパンでおやつにする

北寒江山（相模山の分岐）

ウスユキソウ（6月が真っ白で綺麗らしい）

寒江山(1694.9m）風が強くなる・イギリス人と会う

風強く、帽子の縁が視野を邪魔して冬用の髪留めに変える。竜門小屋は風のきつい中腹にあり50名泊まれるらしいが、小じんまりとした良い

雰囲気の小屋。もちろんこの日もスーパーのゴミ袋に冷たい水を入れ、風を避け、小屋の裏で足を十分冷やす。水場は小屋前ですごく便利。

常連さんが2人いてその内1人は管理人さんの草刈り仲間らしく、食事も焼き肉を管理人さんと一緒に食べて「皆さんも一緒にお酒も一緒

にどうぞ」と。もちろん私の分はあるので、山の話（特にうれしい情報）をいっぱい聞け満足。後で着いた5人組はお酒が切れていたらしくウ

イスキーをよばれていた。管理人さん曰く「お酒少し頂きますと言った人ほど、多く飲む」らしい。中々ジョークの利いた管理人さんで、

海外のガイドも務めるくらい凄腕の人らしい。又一緒に飲んでいた常連さんは地元の西川山岳会の人（石川）、一般参加の山行もあり、HPで

また申し込んだら良いよと教えてくれた。秋になると1人山行の許可がおりにくく、これを利用すると東北の紅葉も手軽に楽しめそうだ!!

本日のメニューは明太スパ・キムチマヨサラダ（チキン入り）で最近のお気に入り。ビールは高いが話が弾み、時間も充分にあり2本も飲んだ。